JP Markdownのバグ?


WordPressで記事を書くのに JP Markdownを有り難く使わせて貰ってます。
このJP Markdownを使ってると、時々Markdownのソースが消え、HTML マークアップに化けている、という事件が起きていました。
この問題はJP Markdownの元になったプラグイン「Markdown on Save Improved」でも起きていました。
おそらく何か別のPluginが悪さしているんじゃなかろうか?と思いあまり気にしていなかったのですが・・・
先日長文のMarkdownを一旦保存し、後日続きの編集をやろうと開いてみたとき例の事件が発生、膝から落ちるほどショックを受けました。
こいつが悪さをしている!と当たりを付けていたプラグインを外しての作業中の事だったので、プラグイン犯人説はどうやら違うらしい、とようやく自分の行動を洗ってみる気になりました。
まずどの投稿が無事でどの投稿のMarkdownソースが消えているか、一通り見回してみると、つい最近投稿の「作成者」や「コメントを許可」属性を編集したものだけが被害に遭っています。
ちなみにこの問題が発生すると、テキスト編集画面でMarkdownで書いていた以下のような記事が、

実はこれ、以下のような特徴があるのです。

* ものすごく酸っぱい
* あり得ないほどクサイ

以下のようなHTMLマークアップになってしまいます(Markdownプラグインを入れていない場合のデフォルトの挙動)。

実はこれ、以下のような特徴があるのです。
<ul>
    <li>ものすごく酸っぱい</li>
    <li>あり得ないほどクサイ</li>
</ul>

状況が少し見えてきたので実験します。
投稿編集画面で「投稿者」や「カテゴリー」などを変更し、「更新」ボタンを押して一覧画面に戻り、もう一度投稿編集画面に入ってみます。
がしかしMarkdownは無事です。
今度は投稿一覧画面の「クイック編集」で「投稿者」を変更してみます。
更新し、投稿編集画面に入ってみると、
現象発生です。
Markdownソースが消えています。
どうやらクイック編集で更新すると、Markdownのソースが消えるようです。

普通、投稿記事や固定ページはリビジョン管理されているので、Markdownのソースが消えたらリビジョンを一つ戻せばOKです。
(クイック編集で更新した内容はリビジョン管理の外なので、「リビジョン戻す」-> 「クイック編集やり直し」 -> 「振り出しに戻る」と言う無限ループにはなりません、「コメントを許可」などはクイック編集で無いと変更出来ませんしね1)

私の場合、WordPressサイト全体をBitbucketで管理しているので、リビジョン管理をOFFにしていて、そのために戻すのに大変な手間が掛かりましたが、JP Markdownをお使いになる方は決してリビジョンをOFFにしない事をおすすめします。

  • WordPress version 4.2.2
  • JP Markdown version 3.5.3

  1. 2015年6月28日 追記、 「表示オプション」で「ディスカッション」をチェックすれば編集画面で変更出来ますね、基本的な事でした。